医療経営全般

第7次医療改正法について 2

平成27年9月に公布された第7次医療法改定における注目点について、前回は医療法人のガバナンス強化が行われることについて書きましたが、今回は合併、分割について記載致します。改正前医療法においても、医療法人の合併についての規定はありました。旧法第五七条 社団たる医療法人は、総社員の同意があるときは、他の社団たる医療法人又は財団たる医療法人と合併をすることができる財団たる医療法人が合併をするには、理事の...

医療経営全般

第7次医療改正法について

医療法の位一部を改正する法律、いわゆる第7次医療法改正が平成27年9月に公布されました。今回の改正点は、以下の通りです。第7次医療改正法点地域医療連携促進法人の創設医療法人制度の見直し・医療法人の分割 ・社会医療法人の認定等に関する規定・医療法人も経営も透明性の確保改正点の施行時期は、今年9月と来年4月の2段階に分かれます。平成28年9月1日より施行(1)医療法人の分割医療法人が、都道府県知事の認...

医療経営全般

「キャリアアップ助成金のご案内」

 2016年4月より、キャリアアップ助成金の支給金額が引き上げられました。キャリアアップ助成金とは、有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者といったいわゆる非正規雇用の労働者の医院内でのキャリアアップ等を促進するために、取り組みをした場合に支給されるものです。助成金は次の6つのコースに分けられます。I. 有期契約労働者等の正規雇用等への転換等を助成する「正規雇用等転換コース」II. 有期契約労働者...

医療経営全般

クリニック手帳作成のすすめ

■就業規則先生の診療所では就業規則は作られていますか。就業規則は、従業員が10名以上では作成の上、労働基準監督署への提出が義務付けられています。しかし、従業員が10名以下の場合でも、就業規則は作成しておく必要があります。就業規則とは、賃金や労働時間などの労働条件に関することや職場内の規律について定めたことを規則として作成しておくものです。すなわち、事業主と従業員が働く上でのルールブックです。就業規...

医療経営全般

「遺言と遺留分」について

★ 事例における法定相続人・相続分と遺言の必要性。 ① 法定相続人   甲、乙、丙の子ども3名がXの法定相続人となります。 ② 相続分   Xの法定相続人は子ども3名のみですので、甲、乙、丙の本来的な相続分は1/3ずつとなります。 ③ 事例における遺言の必要性   Xが何もせずに死亡した場合には、当然、甲にも1/3の相続権が発生しますので、   Xの意向を反映させるためには、遺言を残す必要性があり...

医療経営全般

療養担当規則とは

 健康保険法により定められた「保険医療機関及び保険医療担当規則」が療養担当規則と言われています。保険医療を担う医療機関が守るべき定めについて、全24条で定められており、保険医療を行う際の約束事です。 実務で問題となる項目として良く知られているのが、第五条(一部負担金等の受領)です。いわゆる窓口減免と言われる行為の禁止です。 職員やその家族、または院長親族等への診療を行った際に、健康保険への7割請求...

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