金融機関との開業資金交渉に必要不可欠なノウハウについてです。
金融機関と開業資金を検討する場合には綿密な事業計画を立てているということを説明する必要があります。
まず設備投資計画、資金計画、損益計算書そして損益計算書の中で黒字になるための必要な患者数を出す、損益分起点、少なくともこの4つについてはきちっとした計画書を提出して いただきたいと思います。事業計画の中で重要な数値は診療収入の予測です。診療収入は患者数、診療単価、稼働日数、この3つの要素から成り立っています。
特に予測患者数ですが、これは診療圏調査との整合性で見ていく必要があります。
また治療単価は診療科目によって平均的な単価が出てますので、この数字を元に計算をしていただきたいと思います。
1番やってはいけないのは、例えば初年度の診療収入が 5000万このように漠然とした数字で事業計画を立てるのは非常に危険です。
事業計画の基本となる借入金、借入総額については、まず投資額を決定してください。
敷金、内装費、医療機器、これを購入するかリースにするかによって違いが出ます。
そして運転資金、院長の生活費、これも含めたのが借入れ総額になります。
運転資金の場合には損益計算書で1番かかるのは従業員の給与です。従業員を正社員にするかパートにするかによって人件費は大きく変わってきます。
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■講師
公益社団法人 日本医業経営コンサルタント協会 前副会長
株式会社 MMS 代表取締役 佐久間 賢一
(本動画は無料会員向け動画として公開しておりましたが、公開後一定期間が経過したため一般向けに公開いたします)