医療法人と一般法人の違いを知る事で、より医療法人を理解出来ます。まず一般法人と言っても、株式会社、有限会社に大別されますが、2006年5月の会社法施行に伴い、有限会社の設立は認められなくなりました。既存の有限会社も「特例有限会社」として存続しています。 社団医療法人も同様に、出資持分の定めの有る医療法人が2007年の医療法改正により、基金拠出型医療法人のみの設立となり、既存の出資持分の定めの有る...
健康保険法により定められた「保険医療機関及び保険医療担当規則」が療養担当規則と言われています。保険医療を担う医療機関が守るべき定めについて、全24条で定められており、保険医療を行う際の約束事です。 実務で問題となる項目として良く知られているのが、第五条(一部負担金等の受領)です。いわゆる窓口減免と言われる行為の禁止です。 職員やその家族、または院長親族等への診療を行った際に、健康保険への7割請求...