年が明けると年末調整、償却資産税申告、給与支払報告書提出と様々な税金に関する報告等が目白押しです。その中でも特に重要なのが3月15日迄に提出する確定申告書です。確定申告は個人の所得税、住民税の計算根拠となる資料として提出されるものですが、単に税金の申告資料としてだけではなく1年間の経営状況の見直しと今後の経営状態の検討資料としても有効に活用していく必要があります。所得税青色申告決算書は1年間の診療...
表題を見て「診療報酬改定はついこの前あったばかりでなかったかな?」と感じる読者も多いと思います。平成30年度(2018年度)の改定では消費増税に合わせて令和2年10月に基本診療料を中心に引き上げられたばかりです。それだけでなく、平成30年8月には高額療養費の限度額変更とレセプト特記事項欄のルール変更、10月には定型コメントの電算コード化、平成31年4月にはリハビリテーションの計画措置終了など、息...
Q&A 医療・介護の消費税 (TKC全国会 医業・会計システム研究会発行)船本税理士(京都) 赤松税理士(大阪) 林税理士(大分)との共著に佐久間が参画し、8月末に発行致しました。...
2019年4月から労働基準法が改正され、年次有給休暇の取得促進のために年10日以上の年次有給休暇が付与される職員に対して、年5日については、取得日を指定して取得させることが義務付けられました。この義務を時季指定義務といいます。対象者は、正職員に限らずパートタイマーを含めて、2019年4月1日以降年次有給休暇が10日以上付与された者が対象となります。期間は、10日以上付与された日を起算日として1年...
クリニックで支給される賞与については、業績や院長の考えによってその額は一様ではありませんが、ひとつの基準としては、年間で月給の2~3ヶ月分を支給していることが一般的です。例えば、月給18万の受付スタッフの場合、夏賞与1ヶ月分(18万円)、冬賞与1ヶ月分(18万円)といった具合です。 ただし、その算定のベースを「基本給」とし、基本給の水準を低く設定している場合には、「基本給の4~5ヶ月分」の支給に...
患者さんの来院動機の順位は、友人・知人からの情報(いわゆる口コミ)がトップで、次にスマホを利用したキーワード検索と続く順位を多く見受けます。都内で開業した皮膚科で初診の患者さんを対象に来院動機調査を実施した所、多くの患者さんがホームページを見て来院したと回答されました。来院動機のトップである口コミの重要性は、充分にご理解頂いていると思いますが、来院した患者さんが満足しないと口コミ効果は発揮されませ...